住宅ローンは長期的な返済が必要となるため、何らかの理由により離婚が決まった場合には財産分与に含まれることもあります。
まず、財産分与とは婚姻生活で夫婦が築き上げてきた財産を、個人の財産に分配する方法となります。
対象となるのは土地や建物、自動車などの財産と呼ばれるものであれば全てで、借金も同様に含まれることから住宅ローン残債も入ります。
対象外となるのは婚姻前に貯めてきた貯蓄、その他の財産で、例えば旦那が婚姻前に住宅ローンを組んでいれば、財産分与からは外されることになります。
ただし、結婚することを期に住宅を購入するためにローンを組んだという場合は対象となるので注意しましょう。
財産分与は基本的に半分に折半するものですが、法的に割合が決められているわけではないので、家庭の状況などを鑑みて夫婦で話し合って決めるのが一般的です。
家庭内の力関係に依存するため、一般的には共働きであれば折半、専業主婦であれば3~4割程度と言われています。
実際に財産分与で綺麗に分けるというのは難しいため、住宅ローンの負債を名義人のままにしておき、その他の財産も同様に渡すことで手打ちにするというやり方もあります。
ただし、連帯保証人になっていると様々な制約がついてしまうため、物件の売却を行って完済してしまうなど、状況に応じて様々な方法を考えなくてはいけません。